2016年12月7日 6:00 am

飽和脂肪酸はコレステロールを増やす性質がある一方で、不飽和脂肪酸はコレステロール・中性脂肪を減らす特徴があり、一般的な食材に含まれるものですが、どちらも取りすぎはいけないことになっています。

バランスが良い食事にすることで、全ての栄養が万遍なく吸収されて、様々なリスクを軽減することができるのです。

飽和脂肪酸はコレステロールを増やす性質があるのは、脂肪を凝固させる力が強く、血液をドロドロの状態にさせるためです。

動物性の油脂に多いのが特徴で、常温でも凝固してしまう特徴があります。
不飽和脂肪酸を多く含む植物油は、真冬に放置しても固まることがなく、常にサラサラの状態を保っています。

そのために、不飽和脂肪酸はコレステロール・中性脂肪を減らすことで、肥満や高血圧などの生活習慣病の予防にも貢献してくれることになります。

両方ともに食べ過ぎればカロリーが過剰になり、全体的な美味しさの調和も崩れてしまいますので、植物油やバターを料理で使う場合には、食物繊維が豊富な野菜も多く使うことによって、脂肪の吸収を抑えることが大切です。

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