ご存知ですか?老化を進める3つの敵!
同じ年なのに肌ツヤもよく若々しい、スタイルも変わらない、そんな人を見ると羨ましく感じますよね。避けられない老化を少しでも防ぎたい…そんな方は老化を進める「3つの敵」を知りましょう。効果的なアンチエイジングができますよ。
■ご存知ですか?老化を進める3つの敵! まず、老化とは何でしょうか。大きく言うと老化とは、歳をとることで体の機能が低下することです。 白髪が増えた、疲れやすくなった、忘れっぽくなった、など思い当たることはいろいろありますよね。 歳を重ねるにつれて、避けられない老化現象は誰もがありますが、そのなかでも老化には止められる老化もあるのです。
それは・・・
1 活性酸素による酸化
2 タンパク質の糖化
3 ホルモン分泌の変化
これらが原因になる老化現象です。 これらは老化を進める3つの敵と言われますが、美容面など見た目の老化や運動能力の低下だけでなく、動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病、がんやうつ病を引き起こす原因にもなっています。 しかし、食事や運動、ストレス対策など生活習慣を見直すことによって、かなりの度合いで老化にブレーキをかけることができるのです!
■体が錆びる!?酸化を防ぐには
まずは、第一の敵、活性酸素による酸化です。
酸化とは、簡単に言うと「体が錆びる」ことです。
リンゴを切って置いておくと酸素と反応して茶色く変色しますよね。
私たちの体の細胞でも同じことが起きています。 私たちの体は約60兆個の細胞でできていますから、その細胞が活性酸素により劣化し、ひとつひとつの働きが衰えることが体全体の老化現象へとつながっていくのです。 少し細かい話になると、細胞のなかのミトコンドリアは呼吸、脂肪代謝、エネルギー変換など重要な働きをしています。とくに脂肪酸やブドウ糖からつくられるATP(アデノシン三リン酸)というエネルギーは私たちが健康な体で生きていくために不可欠なものです。 ミトコンドリアが元気に働いてくれるとATPが増え細胞の機能が活性化し、代謝がアップします。若々しく、健康でいるためには、細胞ひとつひとつを元気にする=劣化の原因を取り除くことが必要なのです。
■酸化を防ぐ方法とは 私たちの体は、食事からとった栄養素に酸素が結びついてエネルギーを作り出し、生命を維持しています。このときにどうしても「活性酸素」が発生してしまうので、生きている限り活性酸素の発生は避けられません。 老化にブレーキをかけるためには、酸化を防ぐ食事や生活習慣を取り入れていきましょう!
酸化を防ぐ方法1
<抗酸化物質を多く含む食材をとる>
・ベータカロチン 人参、かぼちゃ、ほうれん草など ・ビタミンC レモン、みかん、ブロッコリー、小松菜など ・ビタミンE アーモンド、ほうれん草、かぼちゃ、イワシなど ・ポリフェノール 赤ワイン、ブルーベリー、ココア、緑茶、りんご、大豆など ・フラボノイド レタス、春菊、玉ねぎ、大豆、緑茶、柑橘類の皮など
酸化を防ぐ方法2
<活性酸素を大量発生させる習慣を見直す> ・喫煙 ・お酒の飲み過ぎ ・激しい運動 ・食べ過ぎ ・ストレス
酸化を防ぐ方法3
<活性酸素を退治する酵素を増やす> 私たちの体内には「SOD」(スーパーオキサイドディムスターゼ)などの酵素があり、体内で活性酸素を毒性の低い物質に変えて退治しています。年齢とともにこの酵素も減ってしまいます。 活性酸素を消す酵素をつくるには、タンパク質と、亜鉛・銅・マンガンなどのミネラルをとることが必要です。 とくに亜鉛は不足しやすいので、 ・牡蠣 ・全粒粉を用いた食品 ・玄米、ライ麦ぱん、オートミールなどの全粒穀物 ・ナッツ類 などから積極的にとりましょう。
では、次回は老化を進める第二の敵「タンパク質の糖化」について紹介します。
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