2016年6月28日 6:00 am

身体の中で、外部から取り入れた栄養素やエネルギーが消費されることを代謝と言います。

代謝には、身体を合成する同化作用と呼ばれる代謝と、エネルギーとして使われる異化作用と呼ばれる代謝があります。

ダイエットは、異化作用と呼ばれる消費する代謝に重点がおかれることが多いです。

基礎代謝は、消費系の代謝のひとつで、消費系代謝の7割を占めます。

基礎代謝は、静かにしていても使われるエネルギーで、呼吸や体温の調節など、生命維持の活動に使われます。

基礎代謝の中で、最も消費が多いのは筋肉です。

基礎代謝の約2割が筋肉による消費です。

ですから、筋肉量は、基礎代謝に影響があるのです。

基礎代謝が低いと痩せにくいことは、よく知られています。

推定エネルギー必要量は、1日に必要なエネルギーのことです。

推定エネルギー必要量は、基礎代謝量に身体活動レベルをかけて計算します。

身体活動レベルとは、1日のエネルギーの消費量を、1日あたりの基礎代謝量で割ったものです。

推定エネルギー必要量は、平均値を算出しています。

ですから、年齢や状況に応じてエネルギー量を加える必要があります。

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