2016年7月8日 6:00 am

末端冷え性とは、体が温まっているのに、手足だけが温まらずに冷える症状のことです。
体幹つまり胸やお腹は別に冷えておらず、しっかりと温まっているにもかかわらず、なぜか末端、つまり手足が冷たいままになることをいいます。

 
同じ手足でも、より末端に近いところ、つまり指先や手足の先がとくに冷え、体幹に近いところ、腕や太ももなどの冷えはさほどでもないのが特徴です。
体を動かしても手足が温まりにくいということになります。

 

そもそも、体が温まる、熱を発するのは何かというと、それは筋肉です。
脂肪組織はそれ自身は熱を発しません。

 

筋肉が伸びたり縮んだりする過程で、熱が発生するのです。
一般的に女性は筋肉量が少なく脂肪量が多いですから、それだけ発熱量が少なく、冷えになりやすいのです。

 

また、血行も発熱と関係があります。
脂肪が熱を発しないからと言って、では完全に冷たいままかというとそんなことはありませんね。

 

血液が循環して、栄養や酸素とともに熱も運んでいるので、それ自身は熱を発しない脂肪もそれなりには温まります。
ですから、血行が悪いことも冷えの原因になるのです。

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