2016年11月5日 6:00 am
食物繊維には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があるのをご存知ですか?
一言に食物繊維と言っても、その役割や特性は異なります。
水溶性食物繊維は海藻や納豆などに多く含まれており、その代表的な役割として腸内環境を整える働きがあるのは、広く知られていますね。
腸の粘膜を守ったり、善玉菌を増殖させたりといった効果があり、便秘や下痢の解消などにつながります。
水溶性食物繊維は保水性が高く、糖分の吸収をゆるやかにする働きがあるため、血糖値の上昇を抑えて太りにくくするという特徴もあります。
食事の際に、食物繊維を含んだ食べ物から食べると良いと言われるのはこのためです。
余分な脂肪を吸着して排出するという役割もありますので、ダイエットをする人にはぜひ摂取してもらいたい栄養素です。
また、食物繊維を多く摂取すると胆汁酸を作り出すために肝臓がコレステロールを消費し、結果的に血液中のコレステロールを抑えることにもつながります。
水溶性・不溶性それぞれの食物繊維の特徴を良く知ることで、より健康な食生活をすることができるのです。
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