消化酵素・代謝酵素の違い
2016.01.24
消化酵素は大きな食物を小さな分子に分解する役割を果たしていて、
唾液や胃液などに含まれています。
代謝酵素は栄養素を体に必要なものに変えるという働きがあります。
食べ物を単純に食べただけでは体内に吸収することができません。
そのままの状態では吸収できないので、吸収できる状態にしていく作業をする必要があります。
消化酵素は大きな食物を小さな分子に分解するという役割を果たしていて、
食べた物をキチンと吸収できる状態にしてくれます。
消化酵素は一種類だけではありません。
ひとつで全てを分解できるわけではなく、
炭水化物を分解してくれるものやタンパク質を分解してくれるもの、
脂肪を分解してくれるもの、
と大きく三つに分けることができます。
分解された栄養素は吸収されて体内の様々なところへ運ばれ、必要なものに変換されます。
その過程で使われるのが代謝酵素です。
代謝酵素は栄養素を体に必要なものに変えるという働きを果たします。
代謝酵素は、ホルモンや神経にも関わっています。
消化酵素は食べ物を小さな分子に分解する役割を果たし、
代謝酵素は栄養素を体にとって必要なものに変えるという役割を果たしているというわけです。
現代人の問題は「消化」に酵素がほとんど使われ、新しく生まれかえるチカラ「代謝」に使用する分が不足していることです。
若い頃は痩せていたのにと嘆く方ほど、お酒や外食、激しい運動や不規則な生活の代償とも言えます。
失われるチカラを適切に補うことが真のアンチエイジングそして健康へ繋がります。
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