2016年12月19日 6:00 am

足つぼのお店に行って、足裏を触ってもらっているのに、どの内臓が悪いか指摘された経験がある方が居れるかもしれません。その仕組みには、ツボと経絡が関わっていることをご存知ですか?
今回は経絡とツボの関係を説明します。

始めに、ツボは東洋医学の『経穴』が元になっており、全身に300個以上あるとされていて、体内の状態は経絡を通して、体の表面にある経穴に伝えられます。ツボを刺激して痛かったり硬かったりすると、体内が不調であることが分かるのです。足つぼのお店では、そのツボを指で押すなど刺激を与えることで、体内の調子を整えて患者さんの健康を改善するのに努めています。

 
また、経絡は全身に気血を運ぶ道であり、その上に多くの経穴が存在するため、体内の気は経穴を通して出入りします。古い気を出して新しい気を経絡に入れることは、気血の巡りを良くするだけでなく、体内に外邪があれば外に出せるため、健康にも繋がるのです。

自分で経穴を刺激することは難しいですが、蒸しタオルで経穴一帯を蒸したり人に頼んだりして、体内の状態を良好にすることに努めましょう。

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